杉のヒミツ
杉の学名「クリプトメリア=ジャポニカ」
語彙は「隠された(日本の)財産」
(1)香りの効果
杉の香りが眠りを促進
(徳島大学医学部の森田教授による研究より)
(2)アレルギー・アトピーの効果
杉はアトピー等の原因物質を吸収する。
(3)精神鎮圧効果
杉から匂うほのかな香りはストレスを癒してくれる。
所謂フィトンチット効果と言われるものである。木材中の微量な芳香成分に鎮静効果があることがいろいろな実験でも確かめられている。
木のこのような成分は製油と呼ばれ、鎮静効果の他に消臭作用、防ダニ作用、殺虫作用、防カビ・抗菌作用が知られている。
(4)湿度維持
住宅内の温度と湿度は、ダニやカビなど微生物の繁殖や居住者の健康に深く係わっている。住宅内において、相対湿度が常に高かったり、
低かったり、あるいは著しく変動することは、人に対して望ましくありません。
しかし、杉のフローリングの部屋では木の熱伝導性の悪さ故の特性より空気の対流はおこりにくい報告がされている。
そのため快適な空間が実現する。(徳島県林業総合技術センターの研究報告)
(5)板の上に飲食物を数分間置いておくと味が変わる
にがい、しょっぱい、甘ったるい、酸っぱい、というような味が薄くなる。
(6)湿布薬
腰、指、などの痛みに小さな板をあてたり「かんなくず」を巻いておくと痛みがとれる。
※高湿乾燥していない製油分豊富な杉の赤身の部分に効果が見られる。また、すべての人に効果がみられるものではありません。
杉の弱点
(1)十分乾燥していない
時間の経過に伴い板が割れたり反ったりする事がある。
また、湿度の変化が激しい時期には板の伸び縮みが発生するため木がないたりする場合がある。
(2)柔らかい
肌触りが良いが、傷付きやすい。
以上、「無垢の家の建売」「適材適所の会」HP参考